LinuxSampler, 内蔵エフェクトを使う

(2019.7.26.)

 Sound Canvas VA 2ポートと LinuxSampler を使って、MIDI ファイルの演奏をしてみた。

立ち上げたときの画面。

Play → Audio Device Settings... を開く。ここから Sound Canvas VA を2ポート開くところまでは、「Sound Canvas VA を使う」と同様。

次に LinuxSampler を選ぶ。

LinuxSampler の設定は Alchemusica の中からはできないので、Qsampler などを立ち上げる必要がある。「View」ボタンを押したら Qsampler が立ち上がるように設定するため、Audio Device Settings Preferences... を開く。

1つ目のチェックボックスは、オーディオ設定を保存する時に LinuxSampler の内部情報を保存する指定。この設定はソフトシンセによって動いたり動かなかったりする(Sound Canvas ではクラッシュした)。LinuxSampler は大丈夫なのでチェックを入れておく。

2つ目のチェックボックスは「View」ボタンを押した時に外部アプリケーションを立ち上げる設定。これにチェックを入れて、Qsampler を指定しておく。

LinuxSampler デバイスの View ボタンを押すと、Qsampler が立ち上がる。

Qsampler で音源ファイルを読み込む。

読み込んだ状態。

Alchemusica に戻って、LinuxSampler デバイスの右横の「Effect」ボタンを押す。エフェクト設定ウィンドウが開く。

内蔵の AUMatrixReverb を指定。

適宜設定を変更する。ここでは、Dry/Wet mix を 50% 近くまで下げたほかは、初期値のままにしてある。

AUMatrixReverb も内部状態を保存できるので、先ほどの Audio Device Settings Preferences ウィンドウで内部情報を保存する指定をしておく。

設定ができたら、Export Audio Device Settings で保存。

適当なファイル名で保存する。XML ファイルなので中身を見ることもできます。

MIDI ファイルを読み込んで、デバイス名を設定する。この例では、もともと SC-88 2台と GigaStudio で作成したトラックを Sound Canvas VA 2ポートと LinuxSampler に振り分ける。

設定できました。