2019年01月01日

「子供の科学」バージョンの Raspbian を試してみる

 年が明けました。旧年中は各方面にお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

 この正月休みは、ラズパイネタを仕込もうと思っている。しばらく離れていたけど、今年はぼちぼち進めていきたい。今日は、「子供の科学」の「ジブン専用パソコン2」の OS イメージを使って起動してみた。

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 「KoKa」こと「子供の科学」のロゴがデスクトップピクチャになっている。なお、この画面は VNC viewer を使って Mac からリモート接続してスクリーンショットを撮っているので、メニューバーに VNC 接続のアイコンが出ている。素の状態だとこのアイコンは出ないので、念のため。

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 このシステムで、Love2D を使ってみたい。ラズパイに Love2D をインストールする話は以前に取り上げたけど、X11 でなくフレームバッファに直書きする設定で進めていた。この設定は、ラズパイ 1/Zero のように非力なマシンでも実用的な速度で動作するというメリットがある一方、ラズパイ単体でプログラミングをするには向いていない。「ジブン専用パソコン」のユーザー層には、「普通の」(= X11 の)デスクトップの中で Love2D のウィンドウが開いて、その中でプログラムが動作する方が、はるかに使いやすいはず。

 実は Raspbian Stretch にも Love2D のパッケージがある。sudo apt-get install love でインストールできる。これは、X11 に対応しているので、ちゃんと Love2D のウィンドウが開く。ただし、0.9.1 とバージョンが古い。なんとか 11.x 系列にできないものかな?(2019/1/3 追記:できました。記事はこちら。)

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Posted at 2019年01月01日 23:11:12
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