「もう一度読みたい絵本は?」(マイナビスチューデント)。かぶってるの「ぐりとぐら」だけだあ。もっとも、自分が子供のときにはあまり絵本は読まなかったので、もっぱら今の子供たちに読んでやった絵本なのだが。少数にしぼるのは大変だけど、とりあえずこんなところか。
- ぐりとぐら(中川李枝子・文、山脇百合子・絵):定番。
- きょうはなんのひ?(瀬田貞二・文、林明子・絵):まみこちゃんかわいい。文章がとてもきれい。
- こんとあき(林明子):林さんの本は何冊も挙げたいけどとりあえずもう1冊。すまし顔であきをエスコートしている(つもりの)こんが可笑しい。
- かぐやひめ(円地文子・再話、秋野不矩・絵):これも文章がとてもいい。絵は気品に満ちている。
- じこくのそうべえ(田島征彦):落語絵本はほかにもあるけどとりあえずこれで。とぼけた味がいい。読み聞かせには関西弁必修。
- ほしになったりゅうのきば(君島久子・再話、赤羽末吉・絵):少し長いが、雄大なスケールの名作。堂々たる絵と力強い文章がストーリーをしっかり支えている。
- だいくとおにろく(松居直・文、赤羽末吉・絵):赤羽末吉さんももう1冊。いたずらっ子みたいな鬼の顔に味がある。
- だってだってのおばあさん(佐野洋子):佐野洋子さんは大人に向けて絵本を描いている。この本は世界中のおばあさん(おじいさんにも)に贈りたいすてきな本。もちろん子供が読んでもいいけど。
タグ:読書