2022年11月07日

wxPython 再訪

 以前に手をつけた wxPython をもう一度引っ張り出してみた。しばらく wxWidgets + LuaJIT でアプリ作成に取り組んできたのだけど、何度も書いてきた通り、LuaJIT の将来性にはやはり不安が残るのです。使い捨てのアプリならいいけど、ある程度以上長く使おうと思うと、メンテナンスできなくなる可能性の高い開発環境はあまりよろしくない。

 そうなると、やっぱり Python に手をつけるしかないかな、と思うのです。昨今はデータサイエンスやら何やらで、どっちを向いても Python という空気を感じます。インデントで文法構造が決まるのはどうしても好きになれないんだけど、あんまりそういうことも言ってられないのかな、と腹をくくりました。

 今回は、Python 3.10 と wxPython 4.2 の組み合わせで行きます。Mac では Homebrew でインストールする。バージョン管理の方針がいまいちわかってなかったのだが、python@3.XX で 3.XX がインストールできる。このバージョンを動かすには python3.XX と指定すればよい。

$ brew install python@3.10

 venv で仮想環境を作成して、その中で wxPython をインストールする。

$ python3.10 -m venv wxPython  #  wxPython は仮想環境を保存するフォルダ名
$ source wxPython/bin/activate  #  仮想環境に移行
(wxPython) $ pip3.10 install -U wxPython
Collecting wxPython
...(中略)...
Successfully installed numpy-1.23.4 pillow-9.3.0 six-1.16.0 wxPython-4.2.0

 へぇ、numpy も一緒に入るんだ。numpy の存在を前提としてプログラムが書けるのは便利だな。

 動かしてみました。まあ、以前に書いていたプログラムの続きなので、ここまではリハビリみたいなもんです。

20221107-1.png

 開発環境の整備(デバッガはあるのか?)・クロスプラットフォームでの開発・単体で動くアプリへの変換など、いくつかやってみたいことがあります。ぼちぼち進めていきます。

Posted at 2022年11月07日 23:36:39
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